大寒
早いもので今年に入り三週間が経ちました。
皆様、寒中見舞い申し上げます。
池田では昨日初雪を観測いたしました。
大寒とは一年の内でも最も寒くなる時期といわれていますが、正に大寒であると身に染みる今日この頃でございます。
さて、巷ではsmapの話でもちきりですね。
人それぞれ立場がありますので、立場立場で実に様々なことを発信しています。
マスコミはマスコミで利益追求のためにおもしろおかしく記事にしますし、事務所は事務所の立場で会社を守りますし、メンバーはメンバーの立場で自分たちを守ります。
誰もが正論で悪くはないのでしょうが、凄い勢いで、すれ違い、空回りをしているように感じるのは私だけでしょうか!?
親鸞聖人の有名なおことばに、「凡夫といふは、無明煩悩われらが身にみちみちて、欲もおほく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおほくひまなくして、臨終の一念にいたるまで、とどまらず、きえず、たえずと」とあります。
私たち娑婆で生きるものを見事に表現してくださっています。
頭では理解しても、できないのが、また人間なんですよね。
そして、妻に一言いわれました。
「あなた、そんなにsmapのニュース真剣にみてるけどsmap好きだった?」と、、、
よくよく考えてみるに、私はsmapがとても好きであることに気づきました。
当たり前のようにsmapが活躍している姿をみて、普段何も思いませんが、いざ解散となれば妙に寂しく思いはじめ、とても気になるのです。
存在とはそういうものですね。普段から当たり前のような存在である家族、友人は当たり前に存在するので普段気になりませんが、実は当たり前の存在が無になってしまうというのが最も大きな悲しみなのかもしれません。
何も人間関係だけではなく、仕事であったり家であったり、私たちは形あるものに凄く敏感に生きています。
今回のニュースで様々な人間関係を想像してしまいました。
そして、最も驚いたのは副社長さんの年齢です。御年89。大正うまれ。
まだまだ現役で第一線で活躍していることに感動しました。
そして父親は真宗大谷派ロサンゼルス別院の職員だったみたいですね。
普段芸能ニュースには無知な私でしたが、何だか勝手に縁を感じました。
七草
今日は1月7日。七草粥をいただく日ですね。
「百人一首や元素記号など小学生の時によく暗記したな」と家内と話していたところ、「そんなの能登ではしてないよ」と言っていました。
能登ではしないのか、家内がしなかっただけなのか、疑問が残ります。
風習というのは実に様々なものであって、特にお正月から節分にかけて独特なものがありますよね。
例えば松の内 7日説や15日説
おせち料理の中身や、お雑煮では白味噌とおすましの戦い等。そして何といっても大阪人の恵方巻に対する思いは尋常ではありませんね。
私の故郷(播州地方)では、1月15日に「とんど焼き」があり、小学生や幼稚園の児童たちは、14日の夜から公民館に泊まり15日の朝にかけて、正月に用いたしめ縄や、門松を燃やし、おぜんざいを食べるという伝統行事がありました。
毎年、この時期になると故郷を思いだし、あの時うたっていた歌は何だろう~!?と疑問を抱きます。
「 🎶 おっさん とんど ほっからがしにきてくれよ~ 🎶 」
このような歌だったと思うのですが、知っている方がおられましたら教えてください。
仕事始め
みなさま、お正月はゆっくり過ごされたでしょうか?
三が日も過ぎ、娑婆では仕事のあいさつ回りで大変でしょうね。
本日は小寒、寒さが本格的になる時期、寒の入りです。
そして明日は七草です。
年末年始にかけて日本の伝統文化が目白押しで一年の速さを改めて感じる今日この頃でございます。
さて、みなさまは今年の抱負をお考えになられたでしょうか!?
私は今年、故郷に帰る予定ではありませんでしたが、帰れるご縁を頂き一昨日一日だけ姫路に帰省しました。そこで母が山登りについて熱く語りはじめて、影響されやすい私は見事に感化され、今年から山登りを始めることにしました。
何事にも形から入る私は、早速登山用品を揃え、気合だけは十分です。先ずは近場で練習をしていきたいとおもいます。
五月山 標高315.1m
書写山 標高371m
六甲山 標高931.25m
このあたりから練習をしていきたいと思います。
夏には、燧ヶ岳の尾瀬にいってみたいと考えています。
謹賀新年
新年おめでとうございます。
羊から申へ
松蔭から幸村へ
2016年の幕開けです。
平成28年1月1日午前6時
ただ今、修正会を終え圓成寺本堂にてブログを書いております。
初めてブログを書くにあたり、はりきって2時間ほど長文を書いており意気揚々に公開ボタンを押しましたが公開されておらず、それどころか文章が全部消えてしまいました。IT時代の便利さと、儚さを同時に味わう元旦です。
一年というのはあっという間ですが振り返ってみますと様々な出来事がありました。
旧年中は筋目の年が多かったですね。
・阪神大震災より20年
・御巣鷹山墜落事故より30年
・大阪夏の陣より400年
・高野山開山より1200年 等々、、、
そして私たち日本人にとっては「戦後70年」という言葉が何よりも意味深く感じたのではないでしょうか。国会においても、我が国の平和のあり方について沢山議論されていましたね。誰もが自分の国の安寧と繁栄を求めるものですが求めれば求めるほど他国への歪みが生じ、争いがおこっています。
人間が生きていくって当たり前のことですが難しいことですね。
私個人的には、春に姫路城が平成の大修理を終え、見事な漆喰塗りで純白の姿をみせてくれました。故郷姫路が注目され誇らしく感じ嬉しかったです。
バックトゥーザフューチャー2の映画でタイムスリップした年が2015年というのも北斗の拳200X問題以来衝撃を受けました。
宙に浮かぶスケボーや、勝手に紐を結ぶスニーカー等、子どもの頃ワクワクしながら兄と映画館いったことを懐かしく感じます。
なにはともあれ平成28年はなにわが注目されるに間違いありません。
豊臣方をどのように描くのか、歴史好きの私にとってはたまりません。
住民投票を終え何かと注目される大阪ですが、大阪都構想と聞くと秀吉の辞世の句が頭に浮かびます。
「露とおち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」
夢と終わるのか、はたまた実現するのか、とても興味深いですね。
私にとって一年の善し悪しは大河ドラマにかかっているといっても過言ではありません。今年は間違いなく良い一年になりそうです。
1時間程前、ブログが消えてしまった瞬間、心が折れてしまいそうになりましたがパソコンとのつきあい方について勉強にもなりました。
今年は様々な事に挑戦していきたいとおもいます。
みなさんも良い一年になることを圓成寺本堂より願っております。
平成28年元旦 圓成寺住職 山脇義道