謹賀新年
新年おめでとうございます。
羊から申へ
松蔭から幸村へ
2016年の幕開けです。
平成28年1月1日午前6時
ただ今、修正会を終え圓成寺本堂にてブログを書いております。
初めてブログを書くにあたり、はりきって2時間ほど長文を書いており意気揚々に公開ボタンを押しましたが公開されておらず、それどころか文章が全部消えてしまいました。IT時代の便利さと、儚さを同時に味わう元旦です。
一年というのはあっという間ですが振り返ってみますと様々な出来事がありました。
旧年中は筋目の年が多かったですね。
・阪神大震災より20年
・御巣鷹山墜落事故より30年
・大阪夏の陣より400年
・高野山開山より1200年 等々、、、
そして私たち日本人にとっては「戦後70年」という言葉が何よりも意味深く感じたのではないでしょうか。国会においても、我が国の平和のあり方について沢山議論されていましたね。誰もが自分の国の安寧と繁栄を求めるものですが求めれば求めるほど他国への歪みが生じ、争いがおこっています。
人間が生きていくって当たり前のことですが難しいことですね。
私個人的には、春に姫路城が平成の大修理を終え、見事な漆喰塗りで純白の姿をみせてくれました。故郷姫路が注目され誇らしく感じ嬉しかったです。
バックトゥーザフューチャー2の映画でタイムスリップした年が2015年というのも北斗の拳200X問題以来衝撃を受けました。
宙に浮かぶスケボーや、勝手に紐を結ぶスニーカー等、子どもの頃ワクワクしながら兄と映画館いったことを懐かしく感じます。
なにはともあれ平成28年はなにわが注目されるに間違いありません。
豊臣方をどのように描くのか、歴史好きの私にとってはたまりません。
住民投票を終え何かと注目される大阪ですが、大阪都構想と聞くと秀吉の辞世の句が頭に浮かびます。
「露とおち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」
夢と終わるのか、はたまた実現するのか、とても興味深いですね。
私にとって一年の善し悪しは大河ドラマにかかっているといっても過言ではありません。今年は間違いなく良い一年になりそうです。
1時間程前、ブログが消えてしまった瞬間、心が折れてしまいそうになりましたがパソコンとのつきあい方について勉強にもなりました。
今年は様々な事に挑戦していきたいとおもいます。
みなさんも良い一年になることを圓成寺本堂より願っております。
平成28年元旦 圓成寺住職 山脇義道