せつぶん と 鬼退治
子 0時
丑 1時
寅 2時
卯 3時
辰 4時
巳 5時
午 6時
未 7時
申 8時
酉 9時
戌 10時
亥 11時
今日は節分ですね。ここで桃太郎と鬼退治の話を紹介したいと思います。
日本古来の建築方法として「鬼門」を避けるという風習がありますね。
浄土真宗では六曜の陰陽道の考えはご法度ですが、ここで説明すると時間がかかりそうなので、また後日お話しさせていただきたいと思います。
「鬼門」とは北東の方角のことをいいますよね。「鬼門」の方角には玄関を造ってはいけないとか、水回りをもってきてはいけないとか・・・色々ありますね。
圓成寺は1597年に開基したと伝え聞いておりますが、基本的には今の位置とあまり変わらないみたいです。圓成寺もまた、見事に方角を意識して建てられています。
浄土真宗ではご法度といいますが、きっとそれはそれなりに科学的根拠があるようにも思います。
さて、鬼門(北東)とは丑の刻(1時)と寅の刻(2時)ですよね。
鬼は丑の角をつけて寅柄のパンツをはいています。
おわかりでしょうか!?
節分の鬼退治は、北東の鬼門からきているわけなんです。
日本文化には様々な由来がありまして、おもしろいですね。
迷信や言い伝えというのは単なるおまじないや占いではなくて、先達たちの生活の智慧が私たちに届いているのかもしれませんね。
季節を分ける節分。明日は立春ですね。
暦の上では春ですが、大寒の極みです。
みなさま、くれぐれもお身体ご自愛ください。